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罪の文化と恥の文化

 現在は,メディア・コミュニケーション論,マス・コミュニケーション論を専門としているが,学部生の時のゼミのテーマは「異文化間コミュニケーション論」であった。その時に興味を持った概念の1つが標記のものである。当時は,「メディア」や「マスコミ」に全く興味が無く,まさか自分がこうした専門で仕事をするようになるとは思っても見なかった。

 罪の文化と恥の文化とは,ルース・ベネディクトの『菊と刀』のキー概念の1つである。同書を読んでみると,罪と恥に書いてある分量はごく僅かである。しかし,日本人のコミュニケーションのあり方を分かりやすく説明した概念として知られている。この捉え方に対する批判や再検討に関する資料についても,学生時代に勉強してものだ。

 今の担当科目では,こうした内容を教えることは全くない。というか,担当するのは能力的にも無理だ。しかしながら,「日本人のコミュニケーション観」について,学生に教える必要があるのではないかと思う。石川ゼミの学生は,「異文化」や「日本文化」に対する知識が少ないようだが,日本で生きていくからには,こうした知識も必要だからである。

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